RMT (リアルマネートレード)はネットゲーム内のお金やアイテムを現金にて取引することです。

RMT(リアルマネートレード)の市場はここ数年でとても拡大しています。ここ数年で高性能コンピューターが低価格で購入できるようになり、インターネット回線も高速化＆低価格化が進んできました。インターネット人口が増えネットゲームの需要も高まっているのです。

何故RMT(リアルマネートレード)市場が膨らんだのか、それは時間的面とネットゲームの魅力が関係しています。

ネットゲームは時間を掛ければ掛けるほどレベルも上がり所持金も増えていく傾向にあります。すなわち同じ力量の人が一緒の時期にはじめたとしても、生活の大半をネットゲームに費やせる人の方がゲーム内通貨をより多く持てる訳です。

ネットゲームはある程度のレベルとネットゲーム内通貨がないと楽しめない要素もあります。ですが、本職に就いている方等はネットゲームをする時間があまり無い為その要素を楽しむことが困難になります。そこでネットゲーム内通貨をもてあましている人の供給と、ネットゲーム内通貨が不足している人が需要を生みRMT(リアルマネートレード)が行われるようになりました。

ネットゲームをする時間があまり無い人でもある程度のネットゲーム内通貨をRMT(リアルマネートレード)で購入することにより狩をせずともワンランク高い武器や防具、アイテムを購入することができネットゲームの楽しめる要素に幅を持たせることができるのです。

しかしRMT(リアルマネートレード)は賛否両論の意見があり、ネットゲームをする時間が少ない人でもRMT(リアルマネートレード)でお金を払うことにより色々な要素を更に楽しめると考える方も居れば、ネットゲームに時間を費やし自力でネットゲーム内通貨を貯めた方は、自分が苦労した時間を現金で解決されてしまい面白くないという方もいます。

学生のほうが時間の余裕があり、夏休み等を利用すればカナリの時間をネットゲームに費やせます、その期間必死に狩をしてネットゲーム内通貨を貯めます、しかしその費やした時間を大人はRMT(リアルマネートレード)を用いて現金で解決してしまうと言う事です。

またRMT(リアルマネートレード)を推進してしまうと現金が物を言うネットゲームとなり、ネットゲームのバランスが崩れてしまうと言う意見も有りますが、現在ほとんどのネットゲームはゲーム内のアイテムの相場とRMT(リアルマネートレード)との相場が連動している傾向にある為、RMT市場でネットゲーム通貨の値が落ちたらネットゲーム内アイテムの値が上がると言うようにバランスは保たれています。

しかし、あまりRMT市場が暴落するとネットゲーム内でお金を稼いでもアイテムが購入できないという現象が発生してしまいます。

ネットゲームの魅力のひとつにRMT(リアルマネートレード)を考えている方も居ると思います。